過労死レベルに相当する勤務状態にある看護師は全国で2万人程度いるとみられることが24日、日本看護協会の勤務実態調査で分かった。特に20代で疲労感が強く、疲れている人ほど医療事故に対する不安が大きかった。同協会は、残業時間の削減や、疲労が蓄積しにくい勤務体制の構築など、待遇改善に向け取り組みを進める方針。
調査は、看護師の過労死を認定する判決が相次いだことを受け緊急実施。昨年11月から今年1月にかけ、無作為に抽出した病院勤務看護師1万人に調査票を送り、3010人が回答した。
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