米金融当局が大手金融機関19社に実施した特別検査の結果、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が約340億ドル(約3兆3500億円)の資本不足を指摘されたほか、シティグループなど10社程度が増資を迫られる見通しだ。複数の米メディアが6日までに伝えた。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、当局が要請した増資規模はバンカメが最大で、ウェルズ・ファーゴが約150億ドル、米自動車最大手ゼネラル・モーターズの金融関連会社GMACが115億ドル、シティグループが50億-60億ドルなど。モルガン・スタンレーも15億ドルを手当てする必要があるという。 資本不足を指摘された場合は、民間からの資金調達や資産売却のほか、公的資金注入の見返りに各社が米政府に発行した優先株の普通株転換などを通じて財務基盤を強化する必要がある。 一方、JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックス、アメリカン・エキスプレスは十分な資本を備えていると判断されたもようだ。 ![]() にほんブログ村 政治ランキング 経済ランキング ビジネスランキング スポンサーサイト
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